その3:兵庫県
1泊2日、病み上がりの妻は墓参りに、その間俺は娘と2人でアンパンマンミュージアムに。 スーツケース引きながら、片手で眠る娘を抱えて、慣れない電車を乗りかえするのはつらかった。
ドキンちゃんのポシェット、バイキンマンのポップコーンと風船。 ねだられたアイテムが基本的に悪役キャラで統一されていたことに何かしらの傾向が見えるような気がしました。ドラえもんならジャイアンが好き。かなり楽しんでいたのでオススメ。
洋食屋。
普段食べないのでどう評価していいのかわからなかったけど、100年継ぎ足したデミグラスソースは苦味もあって、その歴史だけで有難そうな気がした。
帰りの移動で娘がスーツケースを引きたがったので引かせると引けた。 やればできるもんだなと思った。
2才児と交渉をする
妻に風呂に入れと言われた娘が本を3冊持ってきて全部読んでくれと言う。
「わがまま言わない」
妻に諭され、泣き喚く娘。
私はこの状況をこう理解した。
妻の要望:風呂に入って早く寝て欲しい
娘の要望:本を読んで欲しい
私ことお父さんはエージェントとして仲介に入ることにした。
私の任務:2人の要望を叶えること
妻に「俺に任せて欲しい」と伝え娘に言う。
「風呂に入る前に一冊本を読もう」
「もう一冊は歯磨きしたら読もう」
「さいごの一冊はお布団で読もう」
我ながら素晴らしい提案だったと思う。
本を読みながら風呂へ入り布団に導く高度な交渉術。
娘の要望と妻の要望をステップ毎に解決するベストプラクティスだ。
「どれをまず読みたい?」
と聞いたが、娘は泣きわめいて全然聞いていない。
耳が塞がってるんじゃないかと思うくらい聞いてない。
「うぎゃーん、ぼんよぶのーー!」
でも諦めない。お父さんにはビジネスマンとしての矜持があるからだ。
「落ち着いて聞いて欲しい。風呂に入る前に一冊本を読もう。もう一冊は歯磨きしたら読もう。さいごの一冊はお布団で読もう。まずどれを読む?」
理解してくれた娘は本を指差し、朗読する。
「うんちっち」
特に落ちはない。
作ろうと思ったけど思いつかなかった。
そういう毎日。
先日娘と実家に2人で帰りました。
テンション上がりまくりで大変でした。
その2:長崎県
蒸し暑い、地元民の運転が荒い、駐車場がない、目当ての店は激混みだ。
そして妻の機嫌が悪いことが分かった僕は余計に機嫌が悪くなった。
2泊3日の1日目、事の発端は僕。
前日まではとても楽しみに、その日を目指して仕事を巻けるよう頑張っていた。
当日になると朝早いせいか眠くて会話がぶっきらぼうになった僕の返答に
「そういう言い方をされるとほにゃらら」的なやりとりがあり、
その後、「誘拐された子供が見つかった」とご機嫌に会話をする妻が
「近所のおじさんとの理想的な交流ってどういう形だろう」みたいな?話をされた時、
イラッとしていた僕はもはや機嫌が悪かったのだと今になっては思うのだけど、
「その話辞めてくれない?気持ち悪いから」とワンクッション置かずに答えて、完全に幕が上がった感じ。
ちゃんぽんで有名な四海楼は激込み。
観光地で給食みたいな量作ってると聞いていたから、若干最初から行きたくなかったのもあって、軽く別の場所を提案したのだけど、強い根拠があるわけではないし、妻の友人が薦めてくれていた手前、変更しなかった。
それ自体はいい。四海楼の店員さんに聞いたオススメの近所のちゃんぽん屋に入った後も妻の機嫌は直らない。
まずは謝罪し、今までの事を洗い流し、これからは楽しみたい旨を伝えると
「私の言うことすべて否定されてる。たとえば。。」
と言われて、頭が沸騰する。が、一旦落ち着こう。
長崎に不愉快になるためにきたのではないのだ、と思いつつ車を取りに行く。
なんとか一回仕切り直しに成功し、宿へつく。
景色もよくて飯がうまい。
その後は楽しく。
娘初のカラオケ。
バイオパークで動物触れまくり。
テンションあがった娘。
その3:品川水族館
2週間ほど前の2人きりの週末、品川水族館へ行きました。
イルカショーを最前列で見て、水を浴びてテンションドン下がりな娘、以降、すべて抱っこを命じられる。
亀だのエイだの楽しんでいた。
帰りに寄った蕎麦屋の接客が子供にとても親切で感動した。
「エプロン忘れちゃったからこぼさないようにね」
と娘に言い聞かせていたのが店員さんに聴こえていたらしくバンダナを貸してくれた。
子供用の取り皿はもちろん、手が汚れればおしぼりを出してくれたり、いわずとも対応してくれたのが有り難かった。
帰り際にアメ玉をくれ、オーナー?とおぼしき御仁が店頭で本当に感じ良く送り出してくださった。
また行ったら寄りたい店、安くて味もよかった。
妻と二人きりでデート
不定期で「たまには」という話になる。
子連れでいけない所に行こう。
今回は映画、買い物、レストラン、娘は妻の実家に預ける予定。
レストランの予約、見る映画を決め、準備万端、「明日楽しみだね」となった段で、娘が発熱した(前回もそうだった)
「おまえら二人だけで美味いもの食おうとしてんじゃねえか?」
と何かを察したように発熱する。
幸い今回は熱も低めで食欲もあるから、なんとかなりそうだけれど、そういう娘のタイミングの悪さというか良さみたいなものに少し面白さを感じた今日。
明日はもっと元気になーれ。