その2:長崎県
蒸し暑い、地元民の運転が荒い、駐車場がない、目当ての店は激混みだ。
そして妻の機嫌が悪いことが分かった僕は余計に機嫌が悪くなった。
2泊3日の1日目、事の発端は僕。
前日まではとても楽しみに、その日を目指して仕事を巻けるよう頑張っていた。
当日になると朝早いせいか眠くて会話がぶっきらぼうになった僕の返答に
「そういう言い方をされるとほにゃらら」的なやりとりがあり、
その後、「誘拐された子供が見つかった」とご機嫌に会話をする妻が
「近所のおじさんとの理想的な交流ってどういう形だろう」みたいな?話をされた時、
イラッとしていた僕はもはや機嫌が悪かったのだと今になっては思うのだけど、
「その話辞めてくれない?気持ち悪いから」とワンクッション置かずに答えて、完全に幕が上がった感じ。
ちゃんぽんで有名な四海楼は激込み。
観光地で給食みたいな量作ってると聞いていたから、若干最初から行きたくなかったのもあって、軽く別の場所を提案したのだけど、強い根拠があるわけではないし、妻の友人が薦めてくれていた手前、変更しなかった。
それ自体はいい。四海楼の店員さんに聞いたオススメの近所のちゃんぽん屋に入った後も妻の機嫌は直らない。
まずは謝罪し、今までの事を洗い流し、これからは楽しみたい旨を伝えると
「私の言うことすべて否定されてる。たとえば。。」
と言われて、頭が沸騰する。が、一旦落ち着こう。
長崎に不愉快になるためにきたのではないのだ、と思いつつ車を取りに行く。
なんとか一回仕切り直しに成功し、宿へつく。
景色もよくて飯がうまい。
その後は楽しく。
娘初のカラオケ。
バイオパークで動物触れまくり。
テンションあがった娘。