他人様に迷惑をかけてもよい、ただし他人も許す、そして最期には一緒に喜ぶ
「他人様に迷惑をかけてはいけない」
という言葉を親が子供に言っているシーンを最近みた。
どこでだか忘れた。夢だったかもしれない。
他人に迷惑をかけないため状況について考えてみる。
振りかかる事象、すべてを自分一人で解決する。
自分一人で解決できないような問題に遭遇する状況を回避する。
その親が子に伝えたいのはただ単純に「公共の場で騒ぐな」ということだったのかもしれない。
だとしたら、「騒ぐな」でいいんじゃないかなとおもったのは、たぶん、俺自身がどこかで「他人に迷惑をかけてはいけない」という言葉に抑圧されていて、その言葉が好きではないのだということ。
他人様を自分一人で解決できないような問題に巻き込んで、喧嘩したりすったもんだして、最期には喜びを共有できたら、そっちの方が人間臭くていいじゃないかと子供には言いたい。
日本の親は「人に迷惑かけちゃダメですよ」と教えるが、インドでは「お前は人に迷惑かけて生きているのだから、人のことも許してあげなさい」と教える。