前日になって、嗚呼俺はどうも心配し過ぎているなと思って、肩の力を抜くことにした。
ええい、ままよ*1!と望んだOB会は無事に終わった。
解散してモトカノから二年ぶりにメールが届く。
「ナイーブであることは人間としての素晴らしい美点の一つだけど”賢く”生きるには邪魔になるので。幸せにしてあげて」
何をわかったようなことを!
でも俺は
「そうだね。ありがとう」
と言った。
今、婚約者はキッチンでうどんを茹でている。
多分人生とはそのようなもので、モトカノとこの先、心を通わすことは二度とないのだろうなと思った。
そういうものだ。
*1:どうにでもなれいの意