やっぱり俺はこの子の事が好きなのだ

妻との出会いから子育てまで

へそまがりなのかしら

「見てみて、可愛いでしょ〜」
と寝ている娘をだっこして自分の方に向ける妻に
「可愛くない。断じて可愛くない」
と僕は答える。

娘に溺愛しまいという必死な抵抗が確実にある。
感情にうっかり流されると会社を辞めて一日中娘と遊んでいたい日も遠からずくるので
「可愛くない(きっと佐々木希の幼少時に比べれば…)」
などと娘を相対化し、極力感情に流されないように竿をさしてなんとかその場に留まる。

「そもそも可愛いということに同意を求めてはならない。俺は俺で可愛いと判断する。」

そのように毅然とした態度で俺は嫁に言った!
妻はうまく飲み込めないといった反応をした。

一番なりたくないのは、子供可愛さ余って、子供が自分の人生かのようになってしまう親。
狼だって人の子を育てられるし、親はなくても子は育つというより、親がいても子は育つ!で基本方針は行きたい。
子供は弱くないし、人は育てられるものではなく育つものなのだ。
もちろん危険から守ったり、しつけをすることは勿論だけれども。

というわけで娘とは適度に距離を取りながら接する所存。
おそろしや、子供の笑顔。