あなたが小さな事で不機嫌になる理由
先日小さなイライラが積もり、気づいたら嫁に怒鳴っていた。
後になって思い返すと小さなイライラの中、「今この瞬間にこう言われたら俺は我慢できない」と思ったところに、ど真ん中のストレートが投げられて、気づいたらバットを振っていたという感じ。嫁は怒って、その後、口を聞かなかった。
基本的には人に怒鳴ったりしない性なので、僕の人生の中でも珍しい事と言ってもいいと思う。
自分が打ち返した球が青空に弧を描きバックスタンドに吸い込まれていく様を呆然と見ていた。
原因について考えていたとき、うまく言葉にならなかった部分が、下記の言葉に集約されていた。
愛しているはずなのにうまくいかないのは愛が足りない訳ではない。自分を愛せていない分を他人に埋めてもらおうとしているから。もらう為に与える人は、もらえないと不公平だと苛立つ。それは愛ではない。
twitterより引用 @daijapan 為末大
知らず知らずに見返りを期待しているということ。
僕はあの時、自分に足りない部分を埋めるように、同意や感謝を嫁に求めていたのだ。
腑に落ちて、ちょっとすっきりした。
結局、小さなイライラに対する対処法はケーススタディでしか解決できなさそうなんだけどね、当然だけど。
あと次の日、嫁に謝りました。