やっぱり俺はこの子の事が好きなのだ

妻との出会いから子育てまで

海外移住する

かねてより海外に住みたかった。

理由ははっきりわからない。海外旅行が好きだし、海外の文化が知りたい。日本が嫌になる気持ちは時々あったし、日本に居場所を感じれず、逃げたいような気持ちもなかったとはいえない。

 

オーストラリアを選んだ理由は、言語、治安、教育、ビザの取得難易度だけで、旅行したこともなければ縁も所縁もなかった。

そしてビザ申請し25ヶ月近く待たされている。

企業で働くつもりも就学するつもりもないので、少し特殊なビザで、コロナあったといえども流石に待たされすぎなので、ETASという簡単に取れる入国査証で、子供の学校の学費もすでに払ってしまっている手前、8月にいい加減渡航をする算段にした。

ETASで渡航中は最長3ヶ月の滞在しかできないので、ニュージーランドインドネシアなど近場の国に行きお茶を濁し、本ビザ取得を現地で待つ。

いざ渡航日を決め、やることリストを作り、作業を進めはじめた。

やる事を決め、手を動かすのは大事。

つい先日までは余計ことを考えていた。やらなけばいけないこと、起きそうな問題をぼんやり考えて、渡航がめんどくさい気持ちになっていた。

 

妻はとても楽しみにしている。子供達もとても楽しみにしている。子供達を見ていると、君たちがまず現地の学校で苦労するだろうに能天気でいいなと思った。

でも先回りして起きてもいない苦労を思って、不安になるより、何も考えず楽しみに近い日を待つことの方が、とても正しい態度だなと気づいた。

重い腰をあげ、やる事リストを作り、やれる事をやりだしたらめんどくさい気持ちも落ち着いてきた。

余計な事を考えず、今やれる事をやる。

そういえばその繰り返しだったと思い出した。