子供の嘘について
時間を意識して行動できるようにと残り時間が見える時計を購入。
夕飯を食べる時にも試験的に使っているのだけど、残り時間を不正に延長する長女を妻が発見。
叱る前に罪を感じた長女は号泣。
子供と生活する中で嘘について考えさせられるシーンがちらほら。
5歳はそういう年齢かもしれない。
僕は嘘をつくこと自体があまり悪いと思っていない。
むしろ嘘自体を世間一般より良いイメージで捉えている気がする。
長女について、もし自分が見つけていたら、「今何した笑?」と言って笑ってすましていたかもしれないし、また見つかったのが妻ではなく、僕だったら長女の反応も違ったような気がする。
■悪い嘘
・後ろめたさがつきまとう(自己保身。誤魔化せても、嫌な記憶として残る)
・誰かを傷つける(他者への攻撃。言わずもがな)
■良い嘘
・誰かを悲しませない嘘(例:まずい飯をうまいと言うこと)
嘘を自己保身と他者への攻撃のために使ってはならないが、他者にとってその方が良いと思う場合は嘘ついていいと思う。
嘘を全否定し、真実以外話してはいけない場合は、「嘘ではない」みたいな婉曲なテクニックを覚え、結局自分に嘘をついてないと信じ込ませるみたいな要素が出てくる気がしている。 それもまた悪い事ではないけど、自分をうまく騙すか、他人を騙すかの違いでしかない。
完璧な聖人などこの世にいないのだから、初めから清濁合わせ飲もうの精神。嘘はついて良い(条件付き)
今のところ、嘘について僕が特に注意しなくてはならないような状態ではないので、困っているわけではない。
結局の所、自分で失敗したり成功したりして学んでもらうしかないよなと他人事のように考えてしまっている部分はあるし、妻や保育園の先生達が教えていることで充分正しさは足りている気がするのは怠慢か。