やっぱり俺はこの子の事が好きなのだ

妻との出会いから子育てまで

今朝タイムマシーンに乗った

目が覚めた。
携帯の時刻を見て、起きるべき時間より1時間早かったのをどういうわけか寝ぼけて本気でこう思った。

「やばい、まだ22歳だった!」

いつもどおり32歳になってから起きるつもりだったのだ。
一番に思ったのが嫁に会うまでにあと3年はかかること。
そして、この3年を忠実に再現しなければいけないと思った。
わかっていることをわからない振りをして、失敗するとわかっていることをもう一回失敗し、別れるとわかっている女性と付き合う。
気重に思えた。
でも忠実に再現しなければならないと思ったのは、今すぐ嫁に会えたとしても(現に同じ大学にいて、共通の友人を介せば会えないことはない)、お互い若くて物事に対する耐性や許容もない年頃ですぐにきっとダメになると思ったからだ。

こういうことはタイミングが命なのだ。

という話を、今朝嫁に話した。
隣で娘が朝ごはんを食べていた。
久々に見た夢のような話。

「別の人生でもいいんじゃない?」

タイムマシーンで若返ったら、上がるとわかっている株を買うとか、浪費した時間を学業にあてるとか、もっと女の子と遊ぶとか、選べなかった人生を選ぶことよりも、今の人生を再現しなければいけないと感じたのはなぜだろう。


それはきっと今の暮らしが悪く無いと思っているということなんだ。