やっぱり俺はこの子の事が好きなのだ

妻との出会いから子育てまで

何かにつけてプロポーズ

仕事のお客さんが悪酔いしだしたので途中でめんどくさくなって、最後まで付き合うのを放棄してピンサロでも行ってさっさと解散したいと半ばヤケクソになって、客引きと交渉していると上司といつもの税理士に会ってそのまま一緒に飲んだ。悪酔い止まらず上司と半分喧嘩になり、キャバクラ行ってもお触りしたりと最悪だったので、「オニサン、イチマンエンホンバン、オンナノコエラベルヨ」という所に、行ってもらい、自分はカプセルに泊まった。
ロビーに水槽があって魚を飼いたいと少し思った。
「エサをやらなくても大丈夫な魚が飼いたい。手間のかからないやつ」
「エサをちゃんとあげないとダメだよ魚も彼女も」
「女の子は餌くんないってわかったら、ちゃんと見切りつけて餌くれるとこ行くでしょ?」
「どうかなー。口をパクパクして死んじゃう」
うそつけ。俺の彼女はうそつきです!


引越資金貯めなきゃねって話をしていたので
「一回ちゃんと近い将来のこと考える時間作ろう」
と言ったら
「なになに?プロポーズ!?」
と鼻息荒く言われた。
「ちがう」
プロポーズはもっとちゃんとしたい、と言外に思いをこめつつ、ちゃんとしたプロポーズってやつを彼女と別れるまで滞納した親友の顔を思い出した。


最近、何かにつけてプロポーズ!?というのが多い。