やっぱり俺はこの子の事が好きなのだ

妻との出会いから子育てまで

Flight No.CI107

勢い、台湾旅行を決めた所までは良かったのだけれど、いざ当日になって「一体何をしに行くんだろう、しかも一人で」という気分になってきた。地球の歩き方はまだ一度も開いていない。よく考えたら台湾って渡辺満里奈が行くようなところだぞ、大丈夫か?

満里奈の旅ぶくれ―たわわ台湾 (新潮文庫)

満里奈の旅ぶくれ―たわわ台湾 (新潮文庫)

男子なら死ぬまでに一度は言われて見たい(いや何度でも言われたい)女子からの台詞ナンバー1に「入れて」(あるいはI・RE・TE!)という刺激(あるいはSI・GE・KI!)的な囁きがあるけれど、逆に女子が男子に言って欲しい刺激的な囁きはなんだと尋ねた所、返って来た答えは「今日泊まれる?」だった。一人にしか聞いていないから実際の女子平均は知らないけれど、この答えを聞いた時あまりピンと来なかったのは、男子は女子を泊まらせたいなら必死で終電をなくそうとするだけだと思うから。(てか経済力があればタクルなぁ)で、まぁそれはいいんだけど、兎に角、彼女にそう聞いてしまった手前、その日というか昨日、こっぱずかしくて「泊まりにおいで」と言えなかった。
さっき旅行に出る前にと思って電話した。特に話すことがなくて沈黙。「俺は何をしに台湾へ行くのだろう?」と聞いてみたのだけれど、それはもちろん彼女の知るところではなかった。
ガイドブックをめくると台北の写真は東京の匂いがした。目指すは田舎かな。
行った事がないからわからないのだけれど、台湾が、一人で行ってどうするの?という場所でない事ばかりを祈っている。