やっぱり俺はこの子の事が好きなのだ

妻との出会いから子育てまで

愛情表現の話し

「もっと娘に直接的な愛情表現した方がいいよ」 と妻に何度か言われていた。 つい最近ようやく「おいで」と言ってハグしたり、娘の名前を読んで「好きだよ」と言えるようになった。 自分の中にある好意にあたるであろう群を総称して、”好きだ”と認識し、”好きだ”と直接的に相手に伝達しようとする回路が薄く、言わずとも察する、あるいは匂わせる、むしろ嫌いだと言ってみるみたいな所の文化圏に属していた気がしていて、好きだと表現することが、あまりに直接的で体に馴染まずだいぶ抵抗があり、恥ずかしい気持ちがある。

娘は「好きだよ」と言ってハグ仕返してくれる。 コミュニケーションとして成立している。 これできっと良いのだと思う。

愛情表現については、妻が彼女であった時にも言われた話し。 つい先日会社で社員にも言われた。 僕は会社の誰よりもその社員に好意を持って接しているつもりが、「それ全然伝わってないです。むしろどの言動を見てそう判断しろというのか教えてほしいです」と本人に言われた。 大変ショックだった。 たしかに言動を振り返るとツンデレ的に伝えていたつもりではいたのだけど、素直に取ると嫌がらせとしかとれなかった。 齢34にして正しい愛情表現を学ぼうと思った。