やっぱり俺はこの子の事が好きなのだ

妻との出会いから子育てまで

相談と遠慮

妻に「あとで相談があるの」と言われて、ちょっとドキッとした。普段ない事だから。
あとで相談があるにしても、「何についての相談か」を明示してもらうだけで、心象が違うと思う。内容を伏せられると、説明に困難を要するような重いテーマなような気がしてきてしまい、嫌な予感がした。心臓に悪い。

さて、相談内容は蓋を開けてみると、「家事を分担したい」という単純な話だった。まぁ内容を聞いてほっとした。

色々やることが多いと、一つ一つの作業は時間がかからなくても、気持ちは参ってくるもんだし、一度嫌だと思ってしまうと、なかなか前向きに捉えるのは難しいから。それはすごいわかる。

【新しく任されたこと】
1, 毎朝、洗濯物を干す
2, 土曜日の夜、夕飯をつくる(無理なら外食)
3, 日曜日の朝、朝食を用意する

上記により、妻は毎日やることが一つ減り、土日に少しだけゆっくりできるようになる。俺としては、毎朝すこしだけ早起きをし、土日は料理をつくることになった。

今日の夜、何年かぶりに料理をしっかりしたのだけど、気分転換になった。
有りモノで、できるだけ手際よく、かつ美味しくと知恵を凝らす感じが楽しい。
トマトとツナのパスタ、鶏肉とトマトと豆腐のサラダ、たまごスープを40分くらいかかって作った。段取りは元からよくないにしても、分量間隔が全然なくなっていたのに気づいて驚いた。味はまぁまぁだった。

といった感じ。
明日は娘の朝食を作る。
おれは「早起きする理由」が丁度欲しかった所なので、いいきっかけだ。

というか、上記は俺に余裕があるのなら、早くもっと家事を手伝えよっていう話。俺はあぐらをかいていた。そんなに大変だということを知らなかったというのもあるけど(早く言ってくれよは甘え。早く察するが正解)
また嫁としても俺がどれだけ忙しいかわからないし、お願いするのを気が引けて遠慮していたのだと思う。

なんというか家事分担を提案したことがない人は、一度提案してみるといい。
やってできないことはない(まじで激務な人は除く)はずなので。

しかし、相談の内容を明かさず相談を予告すると、相手は重い内容を予測しがちなので、提案は通り易くなるかもしれない。

これは一つの手法かもと思った。