やっぱり俺はこの子の事が好きなのだ

妻との出会いから子育てまで

名探偵の推理

病める時も健やかなる時も手を取り合って…


ここ数日、嫁に話しかけても生返事しか返ってこない。
「疲れた?」と聞くと疲れたと言う。
こだまでしょうか?
いいえ、返事があればまだいい方で、ため息ばかりついています。
ずばり「なんで元気ないの?」と聞けばいいだろうけれど、あまりにテンションが低いので声をかけづらいし、聞かれるのも面倒そうに見える。
今までを振り返れば彼女が無口になるのは、何か俺の行動に端を発している事が多いので、そういう意味でも聞きづらい。
心当たりを探してみたのだけれども、今回はそれらしいものが見当たらない。
けれども、万一原因が俺だったら嫌なので、普段以上に家事を手伝ったり、健康を気遣ったりしてみている。
そうこうしていると、少しでも遠回りして遅く帰宅したいような気分になってきた。
だが、あえて理由は聞かないことにする。
名探偵は推理する。


そして今日嫁から得た情報から出した結論。
「親知らずを抜いて痛い」
「移動した新しい部署がかなりハードで疲れている」
上記2点によりローテンション。
よって「俺は悪くない!」


この自分に原因を探そうとしてしまう所が、ネグレクトされた子供みたいな思考回路で自分でも嫌なんですが、パブロフの犬ですね…。
(あと自分が原因じゃなきゃいいみたいなのもイカンですねー)