やっぱり俺はこの子の事が好きなのだ

妻との出会いから子育てまで

彼女が浸透する

こういってしまうとなんだけれど、結婚するのだからそんなことはどうでもいいのだけれど、結婚してしまうと忘れてしまいそうだから書いておく、この感じ。


実は週末に朝霧に行く↓。
朝霧JAM - It's a beautiful day
音楽フェスタとキャンプをくっつけた、ロハス(軽く恥らい)なイベントなの。
で、もしかして、行く予定のある人なんかいたら、彼女もいくから、
「ああ、この人?俺の書いてる金融関連のブログを読んでくれてる人だよ」
なんつて、気まずい迷惑な方向で彼女をご紹介までしたいくらいなのだけれど、そこまで想像してふと、一体どうして、はたまたどんな顔した人が読んでいるのだろうと本当に疑問に思う。
きっと瀬戸内寂聴
若いとき恋に溺れて、「子宮でものを考えてる」呼ばわりされたことがあって、でも功徳を積んで、年をとり、今はネットという名の大海で溺れている恵まれないアクセス乞食に、「昔はあたしもあんたみたいな時代があった」みたいな気持ちで1クリックしてくれるような?、そんなスキンヘッド。
で、まぁそれは良いとしても、ホント奇特だから一回お会いしたい。
メンバーは下記の四人。
探して欲しい。

・レストランを営むイケメンシェフ(イケメン過ぎて客に突然キスされるらしい)
・何屋だかわからない印刷会社の大学の後輩(彼の結婚式で彼女に会った)
・偉い人(彼女)
・末席に私

当日の作業分担は、野ウサギを捕らえる罠を作るのが後輩で、皮を剥ぎ血生臭いのが僕、料理するのがシェフで、食べるのが彼女、となっている。
だから僕達は朝霧のキャンプ場でうさぎが焼ける香ばしい匂いがする方角にいる。


話がそれた。


で、その準備をしてますと、朝霧に行く。
それで彼女からメールがありました。
「はまぐりのヘアワックスが入っているカゴの中に、カゴって辻ちゃんとか関係なくて太陽も関係ない、モノを整理する時に使うカゴよ、いい?その中に私の日焼け止めが入っていて、それを明日持ってきて」
いやもちろんそんな口調ではなく、ごくごく普通のお願い口調で、わりかしお願いされたようにも見えたわけなんですが、
「ヘアワックスって俺の部屋のどこにあるの?」
ってなったわけです、坊主頭の僕は。
当然、日焼け止めだなんてそんなものが自分の家にあるなんて知らない、この感じ。


ここ大事。


きっと男が未練たらしいと呼ばれる理由はここらへんにあって、別れた後に部屋の掃除なんかしていると、どうやってそこに入り込んだ!?みたいなヘアピンやヘヤゴムが必ず出てきたり、ご他聞に漏れず例の日焼け止めという奴が出てくるんです、のこの感じ。


女子は細部から入り込んでくる、気づかぬ内に、からめとるように。


結婚するっていうのは、もしかすると穴の空いた風船を浸水させるようなイメージかも知れない。


こんなこと言ったら既婚者には


「は?」


と言われるのだろうなと思うよ。
わかってるよ。


でもこの感じは、溺死する前だからわかるのだと思うよ、全く。