やっぱり俺はこの子の事が好きなのだ

妻との出会いから子育てまで

曇天の川原で

昨日、散歩がてら行った荒川土手の芝生の上で、冗談ぽく言った「結婚してください」で、なんとなく引っ込みがつかなくなって、ついうっかりそのまま何の準備もなくホントに「結婚してください」と言ってしまいました。
「指輪をくれるとかさ、手紙をくれるとかないの?」
とか
「頼りない。私を養うんだよ?」
とか散々に言われ、何だか自分が情けなくなったりしたけれども、これが逆に自分らしいのではないか?と考えたりもしました。
彼女から出た不満の声に自分なりに一つずつ答えていくと、最終的には納得してくれたので、ちょっとだけ幸せな気持ちで手を繋いで帰りました。


さて、考えていて結局やらなかったプロポーズ大作戦は以下の通りです。
いろんな人に相談しました。

■デートの帰り際に別れ話をするケース。
「もういいよ別れよう。でもこれを持ってって」
と言って彼女は鍵を渡される。
彼女んちの最寄り駅のコインロッカーの鍵。
「おまえの荷物が入っているから」
と言われて、一人で帰って、悲しい気持ちで扉を開けてみると、トルコ桔梗の花束。
手紙があって、読むとプロポーズの言葉があり、最後に「うしろを見てごらん」と一言。振り返った彼女は泣きだす。指輪を渡されて、それでまた大泣きする。


キャバクラ嬢「まず別れ話をされる意味がわからない。私ならロッカーも開けないよ」
俺「…そう」


却下。

■アルタビジョンを使うケース。
おいしいレストランで酔っ払って新宿アルタ前。
「ちょっとアレ見てよ」
「結婚しようマルコ…はまぐりより」
とアルタビジョンに流れる。


キャバクラ嬢「ベタ過ぎじゃない?」
俺「その前に俺が酔っ払いすぎてアルタにこれない気がする」


却下。

■小田原かどっかの南京錠をカップルが掛けにくるとこを使うケース。
鍵をプレゼントされた彼女とそこへいく。
すると南京錠にはなんと指輪が施錠されている。
「なにこれ嬉しい」
「けっこんしよう!」


キャバクラ嬢「いいんじゃないの?」
俺「でも他のカップルもいるとこだからすごい恥ずかしいと思うわけよ」


却下。

■ブログを使って告白
俺「彼女のことブログ書いてるから、それ使おうかって思ってるのよ」
キャバクラ嬢「そのブログって面白いの?」
俺「…」


却下。

今日も楽しくデートしましたとさ。