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やっぱり俺はこの子の事が好きなのだ

妻との出会いから子育てまで

あなたの前世は椰子の実

二人で餃子を作った。
1年ぶりに自宅でテレビを見ながら食事した。
そしてオーラの泉でラリってる小室哲哉を見た。
「俺の前世はなんですか、江原さん」
と聞くと彼女が答えて言った。
「あなたの前世は椰子の実です。生まれ育った南の島が嫌になり、椰子から離れ、海を旅しました」
「椰子の実は世界中の海を旅しました。流れ着いた国々で人々に『これは良い椰子の実だ』と褒められましたが、椰子の実はそれが気に入らなくて、また海へと帰りました」
「そうして椰子の実は何度も海を渡り、最後には穴があいて海に沈んでいきました」
と。


それは悪くない人生だと思った。
そして餃子の皮は買うべきだと思った一日でした。