やっぱり俺はこの子の事が好きなのだ

妻との出会いから子育てまで

Sっ毛のそそる

進捗会議で隣の女子が
「私ほんと仕事遅くて申し訳ないです」
とか良い訳めいたことを抜かした際、
「菓子ばっか食ってからだクラァ!!」
とか
「遅いなら会社一番にコイや!出てコイや!!もっかい高田風に出てコイや!!」
とか
「cancan読んでる間に仕事はキャンキャン!!」
とか浮かんだんだけれど、言わなかった。当たり前だけど。


何か人のSっ毛をこそばく触れる女子。


うまく言えないのだけれど、その子帰ると寂しいのね、ちょっとだけ。
不思議だなぁ。
叱りたくて仕方がない。(そのうち嫌われそう)


でも例のごとく、
「こーゆー仕事ホント苦手。後回しにしよ」
って言った瞬間、
「じゃあ何が得意なの?嫌な仕事後回しにしちゃ駄目。先に終わらしたほうがいいって絶対」
と洒落っ気ゼロな正論めいたことを吐いたとき自分に嫌気が差した。
自分を棚上げしてたから。
正論って正しいだけで、詰まんないよね。
どうせなら仕事は楽しくさくさくだ。
だから今度は
「じゃあそれ終わったらお菓子一緒に食べようね」
って優しい声で睨み付けて「ざけんな!」って言ってやりたい。


どうも駄目だ。
Mに弱い。